骨材再生事業
再生骨材の可能性
骨材とはモルタルやコンクリートの骨格になる材料のことです。
一言に骨材といってもさまざまな種類があり、砂利、砂、砕石、スラグ骨材、軽量骨材そして再生骨材があります。当社ではがれきから骨材を再生し、さまざまな用途にご使用いただけるように多種多様な再生骨材をご用意しております。
再生骨材を使用することは循環型社会の実現に向けて非常に有益です。近年では再生骨材の使用を推奨している自治体が増えてきました。
この再生骨材には他にないメリットがあります。
1.建設材料の生産に伴う地球環境の破壊を低減することが可能
建設材料のほとんどは天然資源です。そして骨材の原料となる砕石とは山林を切り崩す必要があります。
砕石業を行う当社にとって、山林を切り崩すということは可能であれば極力避けたいと考えております。
二ノ倉開発では建築ラッシュに沸いた25年ほど前から天然資源を使わせていただいている企業としての在り方を考え、再生骨材の導入をいち早く実施しました。
2.がれき類の資源循環化に貢献可能
全国から排出された産業廃棄物の約2割は建築業者から排出されるものです。
このがれき類を適切な方法で再利用出来るようにすることで、循環型社会の実現に貢献できます。
また、近年では地方自治体が再生骨材の使用を推奨しているケースもあり、再生骨材の使用をすることは地球環境を大切にしていることを対外的にアピール出来ます。
再生骨材の品質
再生骨材の品質はJIS規格によって明確に規定されています。
当社ではJIS規格にしっかりと準拠出来るよう、品質管理部門を社内に設置。
毎出荷ごとの再生骨材の品質を厳格に検査し、検査に合格したものを出荷しております。
再生骨材製品一覧
再生骨材の製造の流れ
がれき受け入れ
受け入れたがれきは、金属クズ、木クズ等を除去し、小型破砕機で前処理を行います。
破砕・選別
運搬された骨材はプラントの投入口に入れられ、徐々にと小さく割られていきます。破砕された骨材は、必要に応じた大きさにふるい分けされます。
出荷
このようにして工場で製造された再生骨材は、工事現場やアスファルト工場、コンクリート工場へとダンプトラックで運ばれて行きます。